この記事ではMcreator2023.4の情報を執筆しています。
こんにちは。もえやです。2年ほど前からMcreatorの制作動画をYoutubeにアップしています。
前にパーティクルで魔法陣を描く方法を紹介したのですが、少し計算式が大変でしたよね。
今回は、もっと簡単に魔法陣を表示する方法を考えてみました！
この記事では、魔法陣を表示する方法を解説します。
動作紹介
こちらのショート動画で動作を紹介しています。
魔法陣を飛翔体で作る
まずはブロックベンチで、ぺらっぺらの魔法陣を作ります。
モデルはModded Entityで作成します。
エンティティモデルをMcreatorに導入する方法はこちらを参考にしてください。
プラスから、飛び道具を作成します。
名前を入れて、新しい飛び道具を作成、を押します。
テクスチャ、モデル、モデルテクスチャを設定します。
テクスチャは、実際ゲーム内では反映されないのでどれでも大丈夫です。
トリガーに移動します。
飛んでいるときのプラスから、プロシージャを作成します。
フロー制御から、もし～実行、を持ってきます。
ロジックから、～ではない、を持ってきます。
エンティティプロシージャのデータから、重力がない、を持ってきます。
マインクラフトコンポーネントの中から、即時の元エンティティを持ってきます。
このように設定し、重力がない場合のみ実行するようにします。
エンティティプロシージャのアクションから、無重力を設定するプロシージャブロックを持ってきます。
同じくエンティティプロシージャのアクションから、速度を上書きするプロシージャブロックを持ってきます。
数式から、数字と計算式を持ってきます。
エンティティプロシージャのデータから、各方向の速度を持ってきます。
このように設定します。速度を0にすると、向きが変わってしまうので、限りなく遅くします。
フロー制御から、設定時間後に実行するプロシージャブロックを持ってきます。
エンティティプロシージャのアクションから、エンティティをデスポーンさせるプロシージャブロックを持ってきます。
このように設定し、重力がある場合に、無重力に変更し、速度を遅くし、2秒後にデスポーンするようにします。
保存します。
ビームも飛翔体で作るよ
今度は発射されるビームを作ります。
プラスから、飛び道具を作成します。
名前を入れて、新しい飛び道具を作成、を押します。
テクスチャは、何も書いていないテクスチャを作成し、設定します。
トリガーに移動します。
飛んでいる間のプラスから、プロシージャを作成します。
このように設定し、無重力に変更、1秒後にデスポーンするようにします。
ワールドプロシージャのアクションから、パーティクルを発生させるプロシージャブロックを持ってきます。
同じくワールドプロシージャのアクションから、範囲内のエンティティに対して実行するプロシージャブロックを持ってきます。
エンティティプロシージャのアクションから、ダメージを与えるプロシージャブロックを持ってきます。
このように設定し、パーティクルを発生させ、周辺2マス内にいるエンティティにダメージを与えます。
保存します。
杖を作るぞ
魔法陣を発生させる杖を作ります。
プラスからアイテムを作成。
名前を入れて、新しいアイテムを作成、を押します。
アイテムのテクスチャを設定します。3Dモデルを使用する場合はそちらも設定します。
トリガーに移動します。
今回は右クリックで発動するようにするので、右クリックをした時、のプラスからプロシージャを作成します。
エンティティプロシージャのアクションから、利き手を振る、を持ってきます。
飛び道具プロシージャから、図の2つのプロシージャブロックを持ってきます。
エンティティプロシージャのデータから、外見角度ベクトルを持ってきます。
このように設定し、魔法陣を射出します。
同様に、ビームの発射を設定します。
少し離れたところからビームを発射できるように、このように設定します。
保存します。
杖を持って右クリックすると、魔法陣が発生して前面でほぼ停止し。ビームが進んでいくようになります。
