この記事ではMcreator2023.3の情報を執筆しています。
こんにちは。もえやです。2年ほど前からMcreatorの制作動画をYoutubeにアップしています。
今回は、状態異常が付けられる剣を作ってみましょう。
剣をMcreatorで作る際は、通常ツールで作るのですが、2つの機能を持たせたいので、今回はアイテムで作成しました。
ウィザー状態がかかる剣と、敵が燃える剣を右クリックで切り替えられるようにしました。
この記事では、状態異常が付けられる剣の作り方を解説します。
動作の紹介
こちらのショート動画で動作を紹介しています。
剣の作成
プラスから、アイテム、を押します。
名前を付けて、新しいアイテムを作成、を押します。
テクスチャを設定して、アイテムの状態タブに移動します。
ランダムなテクスチャの設定方法はこちらの記事で紹介しています。
アイテムの状態の設定
左上の、カスタムプロパティを追加、から新しいプロパティを作成します。
名前を入れて、OKを押します。
プロパティが作成されるので、プラスからプロシージャーを作成します。
フロー制御の中に、条件分岐を表すプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
ロジックの中から、図のプロシージャーブロックを持ってきます。
アイテムプロシージャの中に、NBTタグを取得するプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
このように設定します。NBTタグの名前は以降も使うので、覚えておきましょう。
フロー制御の中に、戻り値を返すプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
数式の中に、数字があるので持ってきます。
このように設定して保存します。
Add state definitionを押して、状態エディターを立ち上げます。
先ほど作ったプロパティにチェックを入れ、数字を0にして変更を保存します。
もう一度状態エディターを立上げ、今度は数字を1にして変更を保存します。
0の方にウィザー状態のテクスチャを、1の方に敵が燃える剣のテクスチャを設定します。
プロパティタブに移動します。
プロパティの設定
プロパティはお好みで設定してください。
今回はこんな感じにしてみました。
トリガーに移動します。
トリガーの設定
右クリックをした時のプラスから、プロシージャーを作成します
名前はそのままで、プロシージャーを作成、を押します。
フロー制御の中に、条件分岐のプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
ロジックの中からこちらの2つのプロシージャーブロックを持ってきます。
アイテムプロシージャの中から、NBTタグの取得と設定のプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
このように設定して保存します。これで、右クリックでアイテムのテクスチャが切り替わるようになります。
NBTタグの名前は先ほど付けた名前と合わせておきます。
次に、モブがアイテムで攻撃されたとき、のプラスからプロシージャーを作成します。
同じように、条件分岐を持ってきます。
ロジックからこちらのプロシージャーブロックを持ってきます。
アイテムプロシージャの中に、NBTタグを取得するプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
このように設定します。
NBTタグの名前は先ほど付けた名前と合わせておきます。
エンティティ管理の中にダメージを与えるプロシージャーブロックと、ポーション効果を与えるプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
エンティティ管理の中に、火炎状態を付けるプロシージャーブロックがあるので持ってきます。
このように設定します。NBTタグの名前は合わせておきます。
保存して出来上がりです。
アイテムで作成したので、持ち方がちょっと変になります。
気になる方はブロックベンチで形状も作成するといいかもです。
